実行委員長挨拶

皆様のお蔭をもちまして、「第7回 尾道映画祭 2024」を開催する運びとなりました。

2022年6月に開催いたしました「第6回 尾道映画祭 2022」から約1年半。ようやく長かったコロナ禍も落ち着き、5年ぶりに通常開催ができそうです。

「第7回 尾道映画祭 2024」は、オープニングでは尾道ロケ作品『高野豆腐店の春』を、クロージングでは尾道出身の映画作家 大林宣彦監督の『あした』を上映し、三原光尋監督、高橋かおりさん、大林恭子さんをはじめ、尾道に縁の深い方々にご登壇いただく予定です。

尾道市因島出身の湊かなえさんが、原作作品『母性』とともに、第3回(2019年)に続き尾道映画祭へ戻って来られるのも大変楽しみです。

また、2024年1月から放送開始予定の尾道を舞台としたアニメ作品『ぽんのみち』、尾道ロケ作品『左様なら今晩は』『いちばん逢いたいひと』の上映も決定しており、これらの作品を通じて尾道の魅力を改めてご紹介できることを光栄に思います。ご来場の皆様には作品鑑賞とあわせて尾道のロケ地めぐりや町歩きもお楽しみいただきたく存じます。

招待作品並びに若手作家作品等の上映とトークショー、シンポジウム等も予定されており、盛りだくさんな3日間となる予定です。

悲しいお知らせもしなくてはなりません。初回から実行委員を務めていただいていた稲田全示さん(元尾道市立大学 芸術文化学部教授 同学部長)と光原百合さん(元尾道市立大学 芸術文化学部教授/作家)が、2022年にご逝去されました。お二人を偲び、光原百合さん原作のドラマ作品『十八の夏』を、開会式前に無料上映いたします。こちらにも是非お運びください。

最後に、開催にあたりお力添えいただいた皆々様に深く感謝を申し上げまして、ご挨拶といたします。

   
   
   
尾道映画祭実行委員会
実行委員長 徳永 修