尾道映画祭実行委員会は、新型コロナウイルスへの有効な治療薬や対処法の先行きが見通せない中、来場者および関係者の方々の健康や安全面などを第一に考え、2 月28 日から3日間、尾道市で開催を予定していた「第4回尾道映画祭2020」の中止を決定いたしました。
約3,000人の不特定多数の来場者の方々に感染するリスクを排除しきれない可能性があり、当委員会としては、このようなリスクを避けることが最重要と判断し、誠に遺憾ではありますが、開催を中止することといたしました。
皆様のご理解をいただきますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。
尾道映画祭がセレクトした、今観てほしい注目の映画たち。
1982年、製作が難航していた『転校生』のロケを必死で支えたのは、尾道の人びとの "情熱" でした。
1983年、『時をかける少女』を邦画興収2位に押し上げたのは、全国の映画ファンと 後に活躍する若い映画人たちの "情熱" でした。
1985年、もう一本新作を加えて三部作が観たい、と店のノートに記し、『さびしんぼう』を呼び込んだのは、ロケ地巡りファンの "情熱" でした。
そして 2020年、最新作と共に尾道のスクリーンに甦る尾道三部作。
かつて胸震わせた大人たちも。
初めて観る子供たちも。
あなたの "情熱" は、熱いですか?
ゲストに迎え、古き良き文化と新しい文化、さらにアートなどの芸術が融合した尾道のスポットを巡り、トークイベントを開催。
二宮健、枝優花、大野キャンディス真奈、小林達夫、田中浩美、ふくだももこ、嶺豪一、安川有果、山中瑶子、小村昌士、深田晃司 他
吉田志織(登壇・出演)
10名の若手監督たちによる短編映画の上映とトーク。特別企画として、大林宣彦監督がアマチュア時代に手掛けた『尾道』を上映し、若手監督たちが大林映画の魅力を語ります。
日本映画界の“新しい波=SHINPA(シンパ)”
映画監督 二宮健を中心に2014年からスタートした上映イベント SHINPA。東京国際映画祭とのコラボレーションや年越しカウントダウン・オールナイトなど、監督主導による運営形態を維持したイベントとして異例の拡がりを見せ、今回の12回目は尾道映画祭2020での開催となる。
大林宣彦の故郷尾道を叙事詩的に捉えた8mm作品『尾道』(1963年)を筆頭に、ふくだももこ、2019年長編初監督作『おいしい家族』の元となった短編作品『父の結婚』、第28回日本映画批評家大賞新人監督賞受賞の枝優花による『恋愛乾燥剤 a piece of 21世紀の女の子』、安川有果、山中瑶子、嶺豪一、小林達夫による未ソフト化短編の貴重な上映が実現!そして前回SHINPA vol.11コンペティション部門グランプリ田中浩美『Utopia』、2020年『とんかつDJアゲ太郎』が劇場公開のSHINPA主催 二宮健による『平成真須美 ラスト・ナイト・フィーバー』が並ぶ全10監督の作品により、現代映画の動向を体感できる大注目の2 DAYSがここに始まる!
※監督・キャストによる登壇トークも開催します。登壇者情報は、随時公式HPで更新いたします。
SHINPA vol.12から『現代映画の動向』と題した特別講演シリーズがスタートする。第一弾のゲストは、映画監督 深田晃司。創作活動を通した自身の視点からの『現代映画の動向』を語り尽くす。
SHINPA恒例企画の即興映画製作企画『KCP(ケーシーピー)』に映画『チワワちゃん』でチワワ役を演じた吉田志織の出演が決定!安川有果、小村昌士共同監督の映画製作に挑み、イベント期間中の2日間で短編作品を完成させ披露する。
1日目の冒頭に客席からテーマ3点を募り、それを元にした短編作品を2日目フィナーレに上映する本企画は、両日監督・出演者の登壇が決定。2日通して尾道を舞台に生まれる映画の、製作過程をリアルタイムで体感せよ!
映画と尾道に関わりのあるミュージシャンたちが尾道に集結し、お寺でライブ!
尾道の町に音楽が溢れます。尾道の美しい風景に魅せられた演奏家たちがやってきます。