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なぜ弱きわれらが苦しむのか
監督 マーティン・スコセッシ
出演 アンドリュー・ガーフィールド、浅野 忠信、塚本 晋也
2016/アメリカ、イタリア、メキシコ/162分
ストーリー
戦後日本文学の金字塔にして、世界20カ国以上で翻訳され、今も読み継がれている遠藤周作「沈黙」を巨匠マーティン・スコセッシ監督が映画化。
17世紀、江戸初期。幕府による激しいキリシタン弾圧下の長崎。日本で捕えられ棄教したとされる高名な宣教師フェレイラを追い、弟子のロドリゴとガルペは 日本人キチジローの手引きでマカオから長崎へと潜入する。日本にたどりついた彼らは想像を絶する光景に驚愕しつつも、その中で弾圧を逃れた“隠れキリシタン”と呼ばれる日本人らと出会う。
『沈黙 −サイレンス−』前売券はございません。別途、当日券が必要です。※3/18(土)フリーパス、3/19(日)「幕が上がる」鑑賞券では入場できません。
1960年1月1日、東京・渋谷生まれ。14歳で初めて8ミリカメラを手にする。87年「電柱小僧の冒険」でPFFグランプリ受賞。89年「鉄男」で劇場映画デビューと同時に、ローマ国際ファンタスティック映画祭グランプリ受賞。主な作品に、「東京フィスト」、「バレット・バレエ」、「双生児」「六月の蛇」「ヴィタール」「悪夢探偵」「KOTOKO」「野火」など。製作、監督、脚本、撮影、照明、美術、編集などすべてに関与して作りあげる作品は、国内、海外で数多くの賞を受賞。北野武監督作「HANA-BI」がグランプリを受賞した97年にはベネチア映画祭で審査員をつとめ、05年にも2度目の審査員としてベネチア映画祭に参加している。俳優としても活躍。監督作のほとんどに出演するほか、他監督の作品にも多く出演。「とらばいゆ」「クロエ」「溺れる人」「殺し屋1」で02年毎日映画コンクール男優助演賞を受賞。「野火」で15年、同コンクールで男優主演賞を受賞。その他に庵野秀明「シン・ゴジラ」、マーティン・スコセッシ監督「沈黙-サイレンス-」など。他、ナレーターとしての仕事も多い。尾道へは「野火」の舞台挨拶以来となる。