徳永修

 皆様のお蔭をもちまして、第2回となる「尾道映画祭」を開催する運びとなりました。日々多くの期待と励ましの声をいただいており、心から感謝申し上げます。私自身、2年連続で実行委員長を務めさせていただくことをたいへん光栄に感じております。

 「尾道映画祭2018」は、3日間に渡り、尾道市出身の映画作家・大林宣彦監督をはじめ、早稲田大学名誉教授・映像作家の安藤紘平さん、美術批評家の椹木野衣さん、俳優の窪塚俊介さん、常盤貴子さん、満島真之介さんなどの豪華なゲストをお招きしてのトークショーなど、多彩なプログラムを行ってまいります。

 大林宣彦監督特集を柱に、尾道への郷土愛に満ちた原風景から最新映画作品『花筐/ HANAGATAMI』に行きついたその旅路とその原動力を探ります。「大林映画」の新たな本質を探っていくプログラムをどうぞお楽しみください。

 ご来場の皆様にお願いがございます。「尾道映画祭」へお越しの際は、ぜひ尾道の街を散策いただき、坂道や路地で出会う驚きと感動もぜひお持ち帰りください。尾道の街をこよなく愛する私たちにとっては、それがまた次の映画祭の活力へと繋がって参ります。
最後に、開催にあたりお力添えいただいた皆々様に深く感謝を申し上げまして、ご挨拶といたします。

尾道映画祭2018 実行委員長
徳永 修



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